特別な大潮があります。年間で最大級に潮が引く日。なんと、江ノ島へ橋を渡らず歩いて行けます。潮が引いて海底が露出し陸地と島が繋がる現象です。漢字では陸繋砂洲(りっけいさす)、海外ではトンボロ現象といいます。年に数日だけの現象です。潮だけじゃなく当日の風や低気圧の位置にも影響を受けます。
2024年は、大潮の引きの時刻になっても完全には陸地は出てこなかったものの歩いて渡ることはできました。
2023年は片瀬海岸から江ノ島へ歩けました。下の動画は、2023年7月18日に撮影しました。潮が満ちたり引いたりするのは、月の引力です。まさに、地球と月のコラボレーションショーです。いつもは海底のアングルから写真が撮れるのも陸繋砂州のおかげです。
2023年夏の陸繋砂州。歩幅で30歩でした。
江ノ島は、鎌倉市ではなく藤沢市です。江ノ島の対岸に位置する小動(こゆるぎ)岬は鎌倉市なので、鎌倉市と勘違いしている人も多いようです。藤沢市の観光資源であり、湘南のシンボル的な存在です。
江ノ島の展望灯台は、江の島シーキャンドルといい、展望フロアがあります。展望台から俯瞰で見ると、海に道ができかけている様子がわかります。
2023年7月18日(火曜日)撮影。午前11時19分の引き潮をねらって海岸へ行きました。新月の大潮、江ノ島の陸繋砂州(トンボロ現象)の動画記録。実際に歩いて江ノ島へ行きました。ぜひ動画をご覧ください。
2023年夏の江ノ島。
写真は、2023年7月23日(日曜日)江ノ島ビュータワー6階から撮影しました。夏は海の家が建設されて、海水浴場になります。潮が満ちてくるタイミングでの撮影でした。
ジンバルにスマートフォンを装填して撮影しました。2022年7月14日(木曜日)撮影。正午前の引き潮をねらって海岸へ行きました。ぜひご覧ください。
【過去の記録】
2022年夏の陸繋砂州。
写真は、2022年7月14日(木曜日)撮影しました。ドルフィンスルー株式会社は、江ノ島の対岸、片瀬海岸にオフィスを構えて2023年で10周年を迎えます。